この世界の住人たち【御ナラティヴ】

この世界の住人たち【御ナラティヴ】

この世界は、基本的にはかなり優しい世界です。困っている人がいれば自然に手を貸し、誰かが失敗しても笑って許すことが多いです。住人たちは全体として善良で、他人を傷つけることを好む者はあまりいません。

ただし、全員が聖人というわけではありません。勘違いで暴走する者、欲を出す者、面倒くさい者、悪意は薄いが迷惑な者もいます。そして、この世界の住人たちは、おかしいことがあるとすぐに指摘します。しかも、悪気はないのに妙に遠慮がありません。

そのため、優しい世界でありながら、時々ものすごく空気を読まない指摘が飛んできます。本人たちは真面目なつもりでも、会話や行動が妙な方向に転がることがあります。この「善良だけど、どこかズレている」という空気が、本編世界の大きな特徴です。

思想、言論、信仰は基本的に自由です。変わった考え方や信仰を持つこと自体は問題になりません。ただし、それを理由に暴力、破壊活動、詐欺、搾取、誹謗中傷などを行えば、当然ながら処罰の対象になります。

結婚については、本人同士の同意があり、双方が成人していれば認められます。異種族結婚も可能です。ただし、近親婚を防ぐため、同じ種族で同じ苗字、同じ本籍地に属する者同士は、役所や神殿で血縁確認を受ける必要があります。

住人たちは娯楽も好きです。図書館、美術館、博物館に行く者も多く、旅行やスポーツ観戦を楽しみにしている人々もたくさんいます。野球やサッカーのようなスポーツも存在しており、地域ごとに人気競技があります。なお、この世界では「野球」をなぜか「やきう」と呼ぶことがあります。

また、この世界では、働けない者を無理に働かせることは基本的にありません。神殿、宗教者、行政、労働局、地域共同体などが協力し、生活に困る人々を支えています。働くことだけが人生の価値だとは考えられていないため、弱い立場の人を一方的に蔑む空気は薄いです。